【田淵智也&田中秀和】「はじめてのかくめい!」のコード進行を解説

この記事は、作詞・作曲:田淵智也、編曲:田中秀和の「はじめてのかくめい!」Bメロ部分のコード進行の解説をします。
また、簡単のため「Key=C」に移調して解説しています。
機能としてトニックはC、サブドミナントはF、ドミナントはGの色分けしています。セカンダリドミナントはE7とします。
しかし、同じコードでもクラシック目線、ジャズ目線で異なる機能を持つことが多いので、参考程度に見てください。

イントロ編→「はじめてのかくめい!」のコード進行を解説【イントロ編】

Aメロ編→「はじめてのかくめい!」のコード進行を解説【Aメロ編】

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【田淵智也&田中秀和】「はじめてのかくめい!」のコード進行を解説【Bメロ編】

0:43 – 0:55の部分です。二回目からの再生はフルで流れます。
ちなみにPCの方は動画を右クリックするとループできます。

コード進行を見る

FM7 |Eaug/Bb |Em7 |A7 |

Dm7 Em7 |F G |G# |A# |

このaug、実はサブドミナントマイナー【一行目コード進行解説】

FM7 |Eaug/Bb |Em7 |A7 |

一行目の元のコード進行
FM7 FmM7 Em7 A7
と考えられます。
サブドミナント→サブドミナントマイナーと動く進行はポップスでは良く見ますが、このサブドミナントマイナーの部分を変化させています。
それではどのように変えられて行くか詳しく解説します。

FmM7の構成音は
ベースが「ファ」、内声音は「ラ♭」「ド」「ミ」
です。

次はベースを「シ♭」に変えることによって、前のFM7と疑似2-5進行のように繋がります。
ベースが変えられて、
FmM7FmM7/B♭
となりました。

FmM7/B♭の構成音は
ベースが「シ♭」、内声音は「ラ♭」「ド」「ミ」「ファ」
ですが、内声音が多すぎて和音が濁ってしまうので、元々はベースだった「ファ」を省略します。
するとEaug/B♭が作られます。

Eaug/B♭という代理コードはベース自体が同主調から持って来られた音なのでサブドミナントマイナーより浮遊感が出せます。
また、似ているコードとして「ファ」を省略しないFm/B♭という代理もあります。

一行目の前半と後半でベースだけみるとkey=E♭の2-5進行key=Dの2-5進行が作られていて、しっかりと対比されていますね。
また、半音違いの調で2-5進行を繰り返すテクニックはサイドステッピングと呼ばれます。
参考:サイドステッピングの解説(近日公開予定)

スケールトーンモーションで駆け上がる期待感【二行目コード進行解説】

Dm7 Em7 |F G |G# |A# |

ここはスケールトーンモーションで駆け上がっていきます。
スケールトーンモーションとは「ドレミファソラシド」から作られるコードを音階ずつ上げて(もしくは下げて)いくテクニックで、サビ前やサビ後半などで良く使われます。
Gからは同主調に部分転調して、同じくスケールトーンモーションでそのまま駆け上がります。

A♯でキメを鳴らすとA♯が「ドミナント」と機能して、
A♯D♯
とサビ頭からkey=D♯へ転調しそうに聴こえますが、事前に「スケールトーンを駆け上がってますよ!」と提示しているためしっかりと、
A♯C
という進行がハマり、綺麗にサビへと繋がっています。

【田淵智也&田中秀和】「はじめてのかくめい!」のコード進行を解説【サビ編】

イントロ編→「はじめてのかくめい!」のコード進行を解説【イントロ編】

Aメロ編→「はじめてのかくめい!」のコード進行を解説【Aメロ編】

「Bメロ編」

サビ編→準備中

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