ワーキングメモリが低い人の典型的な特徴5つ【結構ありがち】

ワーキングメモリ低いかもしれない…自分のワーキングメモリについて知りたい!

この疑問に答えるために、いくつかワーキングメモリが低い人の特徴を挙げてみます。

一応先に言っておきますが「勉強ができる人や知識量が凄い人なら、ワーキングメモリが高い」は間違っています。

「ワーキングメモリを司る脳の部位」と「勉強が出来る脳の部位」は違いますので別物と考えてくださいね。

  本記事の内容

科学的な記事は特に信頼度が大事なので、記事下にまとめて参考にした論文を貼っています。

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ワーキングメモリが低い人の典型的な特徴5つ

ワーキングメモリが低い人の典型的な特徴5つ

学校や仕事で失敗し笑って済ませられる事だったら良いですが、重大なミスが起きてからでは遅いですよね。

なので自分のワーキングメモリを把握することはとても大事です。

これからワーキングメモリが低い人の典型的な特徴を紹介を5つ紹介します。

1.やってた事を忘れがち 【ワーキングメモリが低い人の特徴】

ワーキングメモリが低い人は「今までやっていたことを忘れがち」です。

ワーキングメモリとは「作業記憶と呼ばれる短い間に記憶できる容量」のことで、これを超ザックリに説明すると「脳のメモ帳」です。

例えば、
「家事をやってたけど、電話が鳴って出たら何やってたか忘れちゃった。」
「会話の途中に面白い出来事があって、何話してたか忘れた。」
こんな具合に忘れっぽいのが特徴です。

ただし、悩みがある日の場合は別です。
「悩みを考えている」という行動が作業記憶の容量を使っちゃってるので、悩んでるときにボーっとしちゃうのは仕方ないことで問題ありません。

つまりワーキングメモリが低い人は、脳のメモ帳を使うのが下手で忘れっぽくなってしまうわけです。

2. 注意力が低い【ワーキングメモリが低い人の特徴】

ワーキングメモリが低い人は「注意力が低い」です。

「注意力」は「忘れがち」と繋がっています。

例えば、
「鍋を温めていることを忘れ、触れてしまい火傷する」
「会話が楽しくて左右確認を忘れ、事故が起きそうになる」

このように忘れっぽい人は “注意力が低い人” とレッテルを張られてしまうのです。
「忘れっぽい」を「注意力が低い」に置き換えただけですね。

3.相手の感情を読み取るのが苦手【ワーキングメモリが低い人の特徴】

ワーキングメモリが低い人は「相手の感情を読み取るのが苦手」です。

上の方でも説明したように「脳のメモ帳」の使い方が下手な人は、思考の切り替えが苦手な人です。

次に説明するのは、哲学者ダニエル・デネットの考えに基づきハインツ・ヴィマーらが考えた「スマーティー(チョコ菓子)課題」と呼ばれる面白い例です。

チョコ菓子の箱に鉛筆が入っていることを、被験者の3歳児は知っています。
この箱を初めて見た人は、何が入っていると思う?」と尋ねます。
すると3歳児は「鉛筆」と間違って答えてしまうのです。

これは物凄く簡単な例で、ワーキングメモリを司る脳部位が発達してくる4~7歳児からほぼ全員「スマーティー(チョコ菓子)が入っている」と答えられるようになると実験で分かっています。

つまり「自己中心的」な考えから「客観的な目線」に思考を上手く切り替えることが出来ず、感情が読み取れないのです。

色々な方面からの目線が加わった難しい感情になると、ワーキングメモリが低い人は感情が読み取れなくなってしまいます。

4.推理するのが苦手【ワーキングメモリが低い人の特徴】

ワーキングメモリが低い人は「推理するのが苦手」です。

推理というのは、注意力や思考の切り替えを複数回行って答えに辿り着く考え方です。

例えば、つらそうな人がいるとします。
「風邪ひいてるのかなぁ」と思いますよね。
しかし咳もくしゃみもありません。
思考を戻しましょう。

注意深く見てみると、カクンカクンしてどうやら眠たそうです。
「なるほど、寝不足でつらいのか」と推理していくわけです。

このように注意力や思考の切り替えが必要な行為は、ワーキングメモリが低い人にとって難しい行為になります。

5.解決策を見つけるのが苦手【ワーキングメモリが低い人の特徴】

ワーキングメモリが低い人は「解決策を見つけるのが苦手」です。

これも同じような理由で思考の切り替えを必要とする行為だからです。

「〇〇か、△△か。」と二択に迫られたようなとき、その場では新たな選択肢の□□を思いつかなくて、後から思い浮かんだ。

こんな経験をしてしまいます。

ワーキングメモリが低くても、落ち込まなくて良い理由

ワーキングメモリが低くても、落ち込まなくて良い理由

結論として「現在、ワーキングメモリは訓練すれば誰でも鍛えられる事が分かっている

つまり誰でも注意力や推理力といった機能を向上させ、普段の失敗やミスを減らすことが可能になるわけです。

全て当てはまった人はこちらの記事を参考にしてみると良いかも。

なぜワーキングメモリを鍛えられるのか

ワーキングメモリが高いとか低いとか言われますが、実はこれ間違っています。

人間が有効に使えるワーキングメモリは本来、3つか4つ程度しかありません。
なので電話番号やクレジットカードは「3桁や4桁」ごとに区切られているのです。

これはどんな人間でもこの数だと分かっています。
では、ワーキングメモリが低い人高い人の違いはどこにあるのでしょうか。

ワーキングメモリが低い人は、不必要な情報を消すのが下手な人

ワーキングメモリを「脳のメモ帳」で例えましたが、人間のメモ帳には4ページ程度しかありません。

それを有効活用するには「不必要な情報があればすぐに消す」という行為が必要になります。

もしメモ帳以上のことをしようとするならメモ帳が上手く使えず、必要な情報に上書きしたり、覚えていた必要な情報も忘れてしまうことになります。

例えば、
「料理中」「電話中」「後から掃除」
のメモリを記憶しています。

そこで急にピンポンと誰かがやってきました。

不必要なメモリを消す人が上手い人は、
「料理中」「電話中」「ピンポンに出る」
と書き換えることができます。

つまり「ワーキングメモリを鍛える」は脳を鍛えると言うより「要らない情報の忘れ方を鍛える」に近いわけです。

覚えるのはつらいですけど、忘れるなら何かできそうですよね?

ワーキングメモリが鍛えられる具体的な2つの方法

簡単に「DNBと呼ばれるゲームをする」「脳に必要な栄養素を取る」

この二つに限ります。

まずDNBというゲームについてです。

これはミシガン大学のジェギらの研究によると、大人でもワーキングメモリを鍛えられる訓練の一つと分かっています。

他の訓練方法に「ストループ効果」や「暗算」など挙げられますが、子供にしか効果がない(IQが高くなるにつれて効果が低くなる)と分かっています。

apple storeやplay storeで「DNB」と調べると一発で出てくるグレーで脳みその絵が描かれてあるアプリです。

シンプルですが簡単にできるのでおすすめです。

次は栄養素についてです。

前頭前野を優位に働かせるには「ドーパミン」や「セロトニン」が重要になります。

しかし、それらは脳内物質で直接取り入れることはできません。

とりあえず「亜鉛やマグネシウム、ビタミンB6」を取っておけば間違いないです。

これらの栄養素が体で化学反応を起こし、徐々にドーパミンやセロトニンを作ります。

下の記事では、より詳しく栄養素について解説しているので気になる方はぜひ記事をご覧ください。

  参考論文

https://www.jstage.jst.go.jp/article/hbfr/32/1/32_7/_pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjdp/19/2/19_KJ00005003463/_pdf
https://home.hiroshima-u.ac.jp/forum/28-6/kokoro.html

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